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勝尾城筑紫氏遺跡見学会(秋)を開催します
 
勝尾城筑紫氏遺跡の国指定20周年を記念し、秋の勝尾本城を歩く見学会を開催します。
鳥栖市北西部一帯には、勝尾城を中心とした山城跡が点在しており、歴史と自然の両方を感じながら散策できる貴重な機会です。
 
■見学コース
四阿屋神社前駐車場 → 筑紫氏館 → 勝尾城主郭 → 二ノ丸 → 筑紫氏館 → 駐車場
(※険しい山道を含み、往復で約5時間の行程です。)
当日は、ふるさと元気塾(ボランティアガイド)の皆さんが誘導・案内を行います。
 
■参加にあたって

  • 山歩きができる服装・靴でご参加ください。
  • 手袋をご用意ください。
  • 昼食・水分補給用の弁当・水筒などは各自ご持参ください。
  • 山頂で休憩を予定しています。
  • 当日の天候等により、コースの変更または中止となる場合があります。

秋の自然とともに、歴史の息づく勝尾本城を歩いてみませんか?
 
鳥栖市ホームページ https://www.city.tosu.lg.jp/soshiki/26/48630.html

日 時

令和7年11月30日(日曜日)
9時00分出発(8時30分より受付開始)

集合場所

四阿屋神社前駐車場(牛原町1371-1)

お申し込み

令和7年11月27日(木曜日)までに生涯学習課へ電話またはメールにて氏名・連絡先をお知らせください。先着順(60名)
鳥栖市電子申請サービスからも申し込めます。
https://www.city.tosu.lg.jp/soshiki/26/48630.html

問い合わせ・申込み

生涯学習課文化財
電話:0942-85-3695
メール:syogai@city.tosu.lg.jp

史跡 勝尾城筑紫氏遺跡

鳥栖市の北西部の牛原町、山浦町、河内町にまたがる城山(じょうやま)山麓一帯に 戦国時代後期(約四百~五百年前)に鳥栖地方を本拠として 東肥前(佐賀県東部)や筑前、筑後にかけて勢力を奮った筑紫氏の勝尾城筑紫氏遺跡があります。 勝尾城を中心に麓の館跡をはじめ、谷をぐるりと取り囲むように 鬼ヶ城(おにがじょう)、高取城(たかとりじょう)、葛籠城(つづらじょう) 鏡城(かがみじょう)、若山砦(わかやまとり)、東出城(ひがしでじろ)の六つの支城 さらに館跡からはじまる谷間には家臣の屋敷跡、寺社跡、町屋跡や土塁、空堀等の 城下跡が良好な状態で残されています。 その規模は東西約二㎞半、南北約二㎞に及びます。
 

 
勝尾城がいつ築城されたかは同時代の史料では不明です。 後世に編纂された『北肥戦誌』によると、応永三十年(一四二三) 九州探題渋川義俊の築城と伝えられ、渋川氏が少弐氏との抗争過程において 渋川氏によって築城されたようです。 その後、少弐氏が東肥前を手中に占めて、勝尾城に入城しますが 周防の大内氏と抗争において少弐氏の有力な家臣であった 筑紫氏が大内方に属し、明応六年(一四九七) 筑紫満門が少弐氏を追い勝尾城に入城します。